3.人事評価制度、導入準備業務

 

 評価制度そのものについての準備業務としては、<評価者研修>で

使用する「人事評価制度運用ガイド」(仮称)を用意していくことを

お薦めしています。

 

 これは、「人事評価制度規程」だけでは伝えきれない情報や、この

制度を運用していくうえでの留意点や業務プロセスなどについて取り

まとめたものです。

 

 全社員に向けての内容、被評価者、一次評価者、二次評価者、制度

担当部門それぞれに向けた内容 で構成します。

 

 制度規程と合せて、全員がこのガイドをいつでも見ることができる

ようにしておきましょう。

 

 上の画像の2番目と3番目の課題は、

 

■人事評価制度の運用が年度計画の業務スケジュールに組み込まれているコト

■評価項目の<職務評価>と<業績評価>の評価項目と繋がっているため

 

 にここで設定しています。

 

 4番目は、評価制度の運用に直接関係している業務についての課題です。

 

3-1 <人事評価制度運用ガイド>作成

 

 人事評価制度を導入する際、

 制度規程を読むだけでは、なかなか理解してもらえないでしょう。

 

 また、実際に1回やってみていろいろな難しい点が出てきます。

 

 評価者研修では、簡単な注意点などをテキストに盛り込みます。

 

 研修を行ってみて出てきた問題点や、対策などを整理し、初版の<人事評価制度運用ガイド>を作成します。

 

 制度の目的から始まり、評価の決定、面談までの一連の業務の流れと実務の方法、注意点などを解説した資料です。

 

 1年ごとに評価結果と運用上のまとめ、改善と改訂を行い、ガイドのバージョンアップを図っていきましょう。

 

 このガイドは、評価者研修用に用います。

 

 また、普段、だれでも閲覧するようにしておき、人事評価制度の信頼が高まるよう活用していきます。

 

 

 

3-2 年度初め面談実施計画立案

 

 個人に身近な課レベルの年度業務計画と年度予算が決まりました。

 

 それに基づき、職種・職務・職責に準じた評価項目も決まります。

 

 予め決められた評価項目がすべてという方式

 

 これ以外に、個人目標を上司と部下とが話し合って決める<目標管理>方式による評価項目設定もあります。

 

 どちらの方式をとるかは、制度設計時に決定しておきます。

 

 こうした準備業務を受けて、新年度の初めに、本人と一次評価者が行う、年度人事評価面談の実施スケジュールを決め、通知します。

 

 その日程に間に合うように、人事評価表や面談シートなどを準備します。

 

 

 

 

3-3 年度初め面談実施説明会

 

 評価者研修の結果も活かし、新年度の開始時に、新しい人事組織体制で行う、

 

 人事評価制度の活用方法と年度経営計画に基づく年度自己目標の設定

 

などについての上司と部下との面談をどのように行うか

 

 その説明会を実施します。

 

 これは、年度経営方針・経営計画の発表会とつながっています。

 

 年度経営方針、組織別年度計画の立案、その承認など、一連の年度方針業務のスケジュールの中に組み入れておきましょう。

 

 各部署単位では

 ■全社年度方針・年度計画 ■部及び課など部門別年度計画

などの発表・説明を終えておきます。

 

 それを受けて

 ■個人別目標の設定  ■人事評価シートの確認 

 ■評価コミュニケーション実施計画

などについて面談を行います。

 

 その流れと実際の面談の実施方法についての説明会です。

 

 

 

私、大野晴夫がお手伝いします。
私、大野晴夫がお手伝いします。